外壁塗装は家を雨風から守る大切な工事です。
家を購入される際に外壁の塗り替え時期(メンテナンス)などの説明は受けませんが、塗替えや補修は必ずと言って必要なものです。家を建築する時の防水性能は、5~7年で切れてしまいます。外壁の汚れだけで、塗替えが必要な訳ではなく、外装の防水が切れることで起こる構造の劣化さけるためにも、10年を目安に外壁塗装を行うことが大切です適切な時期にメンテナンスがされないために余分な補修工事が必要になってしまったり、雨漏りの原因につながってしまいます。
定期的にメンテナンスすると、できるだけ少ない費用で家を長持ちさせることができるのです。
住んでおられる地域によって、外壁塗装は助成金が出るところもありますので、それも含めて予算を組んでみてください。
それでは、外壁塗装に使う塗料の種類や費用、耐用年数などを簡単に説明します。

1.外壁塗料の種類

外壁塗装 施工後
塗料耐用年数値段
ウレタン5~10年1㎡あたり1,700~2,400円
シリコン7~15年1㎡あたり2,300~3,500円
ラジカル8~16年1㎡あたり2,200~4,000円
フッ素12~20年1㎡あたり3,000~3,500円

外壁塗装の主な種類とメンテナンス周期です。
予算や立地によって、塗料の種類の選び方が変わります。お客様の条件に合った塗料を選びましょう。特徴を簡単に説明しますので、参考にしてみてください。

2.塗料の特徴

  • ウレタン塗料…柔らかい素材なので密着性に優れています。細かい箇所や曲面にも対応できるため、複雑な形状の外壁に向いています。剥がれにくく硬度がありますが、独特の光沢があるタイプが多いので、仕上がりが気になるタイプの方は避けたほうが良いでしょう。安価なため施工費用を抑えたい方にお勧めです。
  • シリコン塗料…コストパフォーマンスに優れています。理由としては、透湿性に富んでいるため結露が発生しにくく、また耐久性、耐水性、費用のバランスがとても良いです。比較的安価で、長持ちする塗料を選びたい方にお勧めです。
  • ラジカル塗料…ラジカル塗料は、最新の技術で、既存の塗料で使われている樹脂をラジカル制御した塗料です。シリコン塗料と同等のコストパフォーマンス性がありますが、ラジカル塗料が向いていない色味もありますので、ご相談ください。
  • フッ素塗料…フッ素塗料は、耐熱性・耐寒性が高い上耐用年数も長いため、塗替え頻度を抑えたい方にお勧めです。値段が高額なので、外装よりも屋根の塗装のみに採用されるパターンも多いです。最もハイグレードな塗料です。

3.リフォームに最適な時期

外壁塗装に最適な季節は春(3月~5月)か秋(9月~11月)です。湿気が少なく天候が安定した時期が一番良い時期ですが、繁忙期のため希望の日程がとりにくくなります。早めの見積もりを取って施工する時期を決めるのがおすすめです。

ひび割れなどがある場合などは、早めに塗替えなどの対処しないと雨水をため込んでしまって下地を痛める原因になります。処置が早ければ、その分費用も抑えられますので、リフォームをお考えの方はお早めにご検討ください。

4.外壁塗装の費用

塗装リフォームの際には、塗料の値段や塗装作業の人件費だけではなく、補修費、養成費、諸経費、足場代といった費用が別途かかりますので、見積もりの総額を確認するようにしましょう。
業者によって得意な塗料や提案も違います。複数の業者と見積もりも含めて比較することをお勧めします。
塗装経験が豊富な業者と一緒に最適な塗料を選び、満足のいく外壁塗装をぜひ実現してください。

5.我が社の取り組みである0円リフォーム

外壁塗装やメンテナンスなどは、ある程度のまとまった費用が掛かります。そこで、自社ではリフォームにかかる費用を住宅ローンの借り換えを行うことで、浮いてくる金利の差額をリフォーム代に充てるという現金負担が0円になる仕組みを取り入れています。
興味のある方や詳しい内容を知りたいという方は、お電話いただくか、メールでもお応えすることができますので、ご連絡ください。